引っ越しの相場

引越しで費用が割高になってしまうパターンを観点別に整理しました!

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引越しにおいて費用の面を考えることはとても大事ですよね。何も分からず適当に引越しをしてしまうと、「同じところから同じところへ引っ越すのに、どうして私はこんなに割高になってしまうんだろう。」なんてことになりかねません。

いったい何が原因で費用に差が出てしまうのか。今回は割高になってしまうパターンを観点別に整理しましたので、そこに気を付ければ費用を抑えることも可能に!引越しの際には参考にしていただき少しでも費用を抑えた引越しができるようにしてみてくださいね。

パターンを確認しよう

まず、さっそく割高になってしまうパターンを確認してみましょう。これは自分に当てはまりそうというものがあれば、後ほどなぜ高くなるのか、どうしたら改善できるのかをご紹介いたしますのでチェックしてみてください。

①引越しの準備の時点で費用がかかる

まだ引越し当日にもなってないのに、徐々に出費が増えてしまっている。思いがけない出費がこの引越し準備時期に隠れています。一体何に費用がかかってしまっているのでしょうか。

実はここでかかる費用はうまくすると必要ないものだったりもするのです。ただでさえ引越しするのにお金がかかるのに、これを知らずにお金を使ってしまうのはもったいないですよね。いらない出費は極力抑えていきましょう。

②引越し業者に支払う料金が高くなってしまう

引越し業者に料金を支払うのはほぼ避けられない点です。ですがここが費用面では一番重要で、やり方によっては数万円と差が出てきてしまうのです。

料金の仕組みやサービスなどを知っていないとかなりの損をすることになってしまいます。しっかりと知識をつけて、通常にかかってしまう料金より数万円変わってくるよう工夫してみませんか?

③退居時に大幅出費

引越しは荷造りして業者に運んでもらって終わり、と思われるかもしれませんが、これまで住んでいた家を出る時にも費用が発生してしまう場合があるんです。気にかけていないと思わぬ大出費となってしまうこともあります。

見逃しがちな退去時の出費、これも引越しの際に費用を割高にしてしまう一つだということを忘れないで、できるだけ費用をかけないようにしていきたいものですね。

以上の3パターンが費用を割高にしてしまう点です。この点を押さえると費用面で引越しに失敗したということがないようにできると思います。これから3パターンを詳しく確認しながら、費用を抑える方法をご紹介しますので、上手な引越し法を身につけましょう。

パターン別に費用割安を目指そう!

では、上記のパターンを一つ一つ確認していきましょう。割高になる原因を突き止めると逆に割安にできてしまいます。

これまで失敗してしまった方、これから引越しの予定がある方、是非参考にさいていただき割安な引越しを目指してみてくださいね。

①引越し準備で割安に

準備の時点で引越し料金を安くする方法があるんです。そのまま適当に進めてしまうと費用を抑えることはできません。準備しながらしっかりできることはしてしまいましょう。

梱包資材は上手に調達

引越しに必要なものといえば梱包資材ですよね。ダンボールが必ずと言っていいほど必要となってくるのですが、多くの方が購入してしまっているんですよね。これはもったいないです。

確かに購入すると綺麗なダンボールが手に入るわけですが、引越し業者によってはサービスでダンボールを提供してくれる業者が増えているんです。引越しが決まったらまず梱包という流れになってしまいがちなので、とりあえず購入してしまうんですよね。

しかし、それをぐっとこらえて、まず業者を選び梱包資材を提供してくれるのかを確認してみましょう。ダンボールとはいえ、購入すると数百円ですむものではありません。数千円でも抑えられるところは抑えましょう。

とはいえ、この業者にしたいけれど資材提供はしていない、という場合もありますよね。そんな時はもう一つ調達方法があります。それが無料提供してくれるところから貰ってくる方法です。スーパーなどで自由に使えるダンボールがあるのをよく見ますよね。

ただ、私がおすすめするのはスーパーよりもドラッグストアのダンボールなのです。実はスーパーのダンボールは耐久性もなく大きさもかなりバラバラとなっています。一方ドラッグストアのものは結構しっかりしていて綺麗な状態のものが多いのです。

もし、選んだ業者が貸し出ししていない場合は是非ドラッグストアで調達してみてくださいね。

荷物量を減らそう

続いてかなり重要なポイントなのですが、荷物量についてです。引越しにおいて荷物が多いというのは引越し料金が上がってしまう大きな原因なのです。

なぜ荷物が多いと料金が上がってしまうのか。それは必然的にスタッフの人数とトラックの台数が増えてしまうからです。こうなると業者的には料金を上げざるを得ません。どれだけ自分自身で梱包を完璧に済ませてもこの事実は変えられないわけです。

ということは引越しの準備の時点でしっかり荷物量を減らすことが費用を抑えるポイントとなってくるわけですね。

引越しは家の物を整理する良い機会です。長年使っていない物をため込んでいませんか?そのまま使わない物を新居に持っていくのはかなり無駄なことになってしまいます。

引越し準備を楽にするコツでもあるのですが、いる物といらない物をしっかり選別して、いらない物はどんどん処分していくようにしましょう。家もすっきりして料金も抑えられるので一石二鳥なんですよ。

また、先ほどスタッフの人数やトラックが関係していると記しましたが、単身プランの場合どうでしょう。基本的には単身の荷物はそこまで多くないのでスタッフの人数が増えることもありませんんし、トラックではなく専用のコンテナに詰める方法です。

では、荷物量を減らす必要がないのではないかと思われますよね。しかし、単身プランであっても荷物量に料金の差はでてきます。なぜなのか、それは専用のコンテナにサイズがあるからです

業者にもよりますが、小さなコンテナと大きなコンテナでは数千円~1万円ほど差が出る場合もあるのです。もしいらない物の処分をしていれば一番小さなサイズのもので済んだのに、何もしないでそのまま数千円増しなどになってしまうと悔しいですよね。

引越しにおいていらない物を処分することにマイナスの面はないかと思われます。不用品の処分はしっかり行うようにしたいですね。

粗大ごみの処分方法

上記で不用品の処分を勧めさせていただいたわけですが、処分をしていると粗大ごみの処分に困る方が多くいます。そして、ここでもお金をかけてしまい費用を割高にしてしまう可能性が出てくるのです。

どうするとお金がかかってしまうのかというと、一般的な処分方法である自治体による不用品回収に依頼する方法を選んでしまった場合です。もちろんこの方法は正しい方法で、いけないわけではありません。

ですが、この場合料金がかかることがあるんですよね。可能であればここでも費用を抑えたいところです。では、どのような方法があるのか。それはリサイクルショップやフリマアプリなどを利用する方法です。

この方法、もしうまくいけば費用がかからないどころか、プラスになる場合もあるんです。手間はかかるのですが、時間に余裕があれば必ず活用してほしい方法なのです。確かに二束三文かもしれません。ですが、不用品も処分できてお金もプラスになるわけですのでやってみる価値はありますよね。

では、もしうまく売れなかったり引き取ってもらえなかった場合はどうしたらいいのか。その時は自治体に依頼する前に不用品回収業者に問い合わせてみましょう無料で引き取ってくれる業者がいるはずです

プラスにならなくてもよいというのであれば、初めからこの不用品回収業者に連絡してみるのもいいかもしれませんね。手間・時間ともに省くことが可能です。

こういった方法をしっかり活用して、粗大ごみの処分を上手に済ませましょう。

②引越し業者に支払う料金は抑えられる!

では続いて②の引越し業者に関する割高になってしまうパターンを確認しながら、どうすれば安くすることができるのかを見ていきましょう。このポイントはかなりの金額の費用を抑えるために大切になってきますので、しっかりチェックしてみてくださいね。

業者の即決は割高に

費用が割高になってしまうパターンで多いのが、業者を即決してしまうというものです。大手業者に頼めば安心と思いすぐに決めてしまっていませんか?確かに安心で信用できるのですが、費用面を考えると少し一工夫をしてみてほしいのです。

引越し料金は一律ではなく業者によって様々です。同じ条件でも安く引越しできる業者がいいですよね。しかし、業者は沢山あるため一社ずつ調べるわけにはいきません。

そこでおすすめなのが、引越し業者比較サイトというネットを活用した方法です。このサイトでは引越しのタイプや荷物量、距離など必要事項を記入することで、いろいろな業者を一括見積してくれるのです。その時点では大体の料金ではありますが、0から一つずつ調べるより効率が良いですよね。

そしてここでも注意なのですが、そこですぐに一番安い業者を即決することはしないでください。業者選びのコツは何社かピックアップし、コンタクトを取ってから選び抜くようにしてほしいのです

というのも一社だけに絞ってしまうと、その後値下げが難しくなってくるのです。一社だけに単刀直入に値下げしてくださいと言うのはなかなか難しいですよね。

しかし、何社かにコンタクトを取り訪問見積りなどをしてもらうことで、他社はいくらだったと伝えるとそれ以下の値段で交渉してくれるようになるのです。これは値下げの方法で一番簡単な方法なのです。ですので、一社に絞ってしまうのはかなり損なんですよ。

ファミリー引越しなど額が上がればそれだけ値下げ額も大きくなってきます。何もしない場合と比べると数万円の差も出ることもあるのです。引越しの基本ともいえる業者比較はしっかりするようにしましょう。

時期も重要

業者に頼む場合、引越し時期も費用に大きくかかわってきます。こちらも数万円の差が出てくることもあるんです。

さて、どの時期に料金が上がってしまうのでしょう。それは3、4,5月の引越し繁忙期です。新生活の始まる4月前後は引越しをする人がとても多いです。そうなると、業者はあえて値下げをしなくても需要があるため割高になってしまうのです。

引越し時期はなかなか変えることは難しいかもしれませんが、少しでもこの繁忙期を避けることができるのであれば、できる限り時期をずらすようにしてみましょう。

また、どうしても繁忙期になってしまう方は、その中でも人気のない日を選ぶと比較的割安に引越しできるようになります

ひと月の中でも引越しが集中するのは、土日祝日、月末です。さらに吉日など縁起の良い日は引越し日にする方が多く、料金が上がってしまいます。ですので、平日や月始め・中旬を選ぶようにしてみてください

このように、引越しする時期や日にちを考えるだけでも費用を抑えることができるのです。時期を業者に任せてしまわないように、計画的に引越し日を決めるようにしてみてくださいね。

キャンペーンや割引を見逃さない

最後に業者に頼む場合にチェックしてほしいことがあるのですが、業者ではいろいろとキャンペーンや割引をおこなっています

ネットで問い合わせをすることで安くなったり、レディース割引や学生割引などもあります。これはほんの一部で様々な割引を業者によって行っているのです。

だいたい業者を絞ることができたら、その業者をネットで調べどんな割引があるかなと見てみるといいと思います。確認してからだと値下げ交渉もスムーズに行うことができますよね

結構大幅に割引きしてくれる業者もあるので、忘れないようにチェックしてみてくださいね。

退居もしっかり考えましょう!

引越しとなると荷造りや新居に対しての考えが大きくなり、今住んでいる家のことを忘れがちになってしまいます。

しかし、ここにも気を付けないと費用がかなり割り増しになってしまう危険があるのです。どうして費用がかかってしまうのでしょうか。それは修繕費と、場合によっては違約金というものが発生することがあるのです

まず先に違約金について説明します。賃貸を契約すると契約期間というものが設けられます。多くの方がこの契約期間内に解約してしまうと違約金がかかるかもしれないと思っています。しかし、必ずしもそうではありません。

むしろ期間内の解約で違約金を取られることは稀かもしれません。これは契約書に詳しく書いてあるのでチェックしてみてくださいね。

それよりも注意していただきたいのが、貸主への退居予告を忘れないようにすることです。退居予告とは引越しの通常1~3ヵ月前に貸主へ退居する旨を伝えるものなのですが、これを忘れると違約金が発生することがあるのです。

この金額が一般では家賃の約1ヵ月ぶんと言われています。住んでいたところの家賃によりますが、1ヵ月分はかなりの出費になってしまわないでしょうか。しっかり退居予告をしておけば必要のない費用で引越しが割高になってしまうのです。

この出費は相当な痛手となってしまいますので必ず退居予告をするようにしましょう

では、次に修繕費について見ていきましょう。入居する際に敷金というものを払った覚えがありますでしょうか。これは退居の際部屋のクリーニングをするために預けたお金です。

部屋のクリーニングは借主負担と貸主負担で分かれていて、借主負担のクリーニング費用が敷金からひかれていくことになります。ここで気を付けたいのがクリーニングの費用が敷金をオーバーしてしまわないようにするということです。

そのためにはやはり自分で掃除する必要がありますよね。しかし、何もかもを綺麗にする必要はありません。ではどこを自分で絵掃除しておくのがいいかをご紹介します。大まかに言うと、自然に汚れるものに関しては貸主負担となり、自然ではつかない汚れなどに関しては借主負担になります。

借主負担となる場所を確認してみましょう。

・フローリング……借主の不注意で雨が入り色落ちしたもの・設置家具以外によるキズやヘコミ

・壁紙……たばこのヤニによる変色・下地ボードの貼り替えが必要なネジ穴やクギ穴

・台所の油汚れ

・風呂、トイレ、洗面台の水垢やカビ

・ペットを飼っている場合は、ペットによる臭いやキズ

こちらの修繕費は借主負担となります。これは1例であり契約によって様々ではありますので、ご自身の契約書などをチェックするようにしてくださいね。

上記のような汚れなどをそのままにして退居してしまうと、事前に払った敷金を超えてしまう可能性が出てきます。逆にご自身で修繕することで敷金が戻ってくることもあります。やるとやらないではかなりの差が出てきますので、部屋の状態をしっかり確認しておくようにしましょう。

何もしないと割高に!

いかがでしたでしょうか。今回は割高になってしまうパターンを見ていきました。以上を読んでいただくとわかるように、引越しはやはり何もしないと割高になってしまいますね。少し手間はかかりますが、何万円もの損をしてしまうのはとても勿体ないです。

上記を参考にしていただきご自身でできることをやっていただくと、きっと割安な引越しができると思いますので、是非実践してみてくださいね。

 

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