一般艇に引越しは1,2ヵ月前から徐々に準備していくものです。ですが、いろいろな事情により急な引越しが決まることや、のんびり準備しすぎて引越し日が近づいてしまったというケースもあります。
そんな時のためにも引越しは早くて何日で引越し準備ができ完了するのかということを見ていきたいと思います。急な引越しに備えてしっかりと知識を付けておきましょう。
時間がかかる原因
では、まず大切なこととして、引越しは何に時間がかかるのかということを見ていきます。これを知っていればご自身の場合どのくらい時間が必要かということがおおまかに推測できますので、確認してみましょう。
荷物量のチェック
皆様の家はパッと見て物が多いなと感じてしまいますか?もし感じるのであればそれはかなりの荷物量かもしれません。見えないところにも荷物が沢山あるからです。
荷物が多いと必然的に荷造りに時間がかかるようになってしまいすよね。多くの方がこの荷造りに時間がとられてしまいます。引越し準備の始まりから引っ越し完了後の荷解きまで悩まされるものです。
ですので荷物がかなり多いという方は後述する最短日数を目指すのは大変かもしれません。ですが、対処法もあります。これは後程ご紹介させていただきますね。
引越し業者はどうする?
続いてカギとなるのは引越し業者についてです。引越し業者がどうして時間のかかる原因となるのか。それはどこの業者に頼むかなかなか決まらない方が多いためです。かといって適当に決めるわけにもいきません。
よい引越しをするには、しっかりとどこの業者にするかは悩む必要があるのは確かです。しかし、上手な比較方法を知らないとかなりの時間ロスになってしまいますから、この比較方法を知る必要がありますよね。こちらの方法も上記の荷物の対処法とともにご紹介いたします。
対処法を知ることで最短日数に近づくことができますので、参考にしてみてくださいね。
ズバリ最短日数は?
対処法を見る前に、目標とする最短日数を見てみましょう。ただ、最短何日でできるかということですが、引越しにはいろいろとスタイルがあるので一概に何日と断言できるものではありません。ですが、引越しのスタイルによって大体の目安はたてることができます。
単身引越しの場合
単身引越しだと比較的荷物が少ないことが多いのではないでしょうか。単身でポピュラーな引越し方法といえば単身パックを利用するものです。
単身パックとは業者によっては違う場合もありますが、専用のコンテナに荷物を詰めて運んでもらうというものです。梱包は自身でやる必要はありますが、基本的に荷物が少ないと思われますので3日もあれば荷造りは終えることができるでしょう。
あとは引越しに必要な各種手続きを行う時間も必要となってきますので、かなり大変にはなると思いますが1日で済ませるとして4日で引越し完了できる予定になります。
しかし、さらに早くする方法もあります。それが業者に梱包もしてもらうという方法です。前日に業者の方が梱包にきてくれて、翌日トラックに積んで終わりということで最短で2日ですね。
もし業者の方が梱包中に外出の許可をしてくれるのであれば、その日に各種手続きをしてしまえば2日で引越し完了することができるわけです。業者に頼むと費用はかかりますが、かなり楽に早く引越しを終わらせることができますね。
ただし、ご自身で荷造りする場合は荷物が少ないという前提の日数です。もし荷物の量が多ければ3日では足りないかもしれません。少し余裕をもって5日程度と考えてもいいかもしれませんね。
また、荷造りをご自身でやる場合も業者に頼む場合も、どちらにせよ業者にすぐに引越しを依頼できなければいけません。こういったことが問題なくいくと上記にある日数を目指せるということですので、できるだけ余裕をもった引越し準備を心がけたいですね。
ファミリー引越しの場合
一方家族での引越しとなると荷物の量が単身とは比べ物にならないものとなります。また小さなお子さんがいたりすると荷造りも思い通りに進まないのはずです。そして学生のお子さんがいると学校への手続きも増えるなど一筋縄ではいかなくなります。
肝心な荷造りですが、ご自身でやる場合は家族の荷物をまとめるのに2,3日では正直無理だと思います。少しのんびり余裕をもつと3週間という方が多いですね。ということはかなりのスピードで円滑に進んだとしても1週間はみていただきたいのです。
家族での引越しの荷造りを1週間で済ますのはなかなか大変ではありますが、体験談を見てみると不可能ではないようですので、無駄のない作業で1週間を目指してみましょう。
さて、先ほど単身引越しの場合荷造りも業者に頼むと2日でも引越し可能でしたが、ファミリー引越しの場合はどうなのか。実はこちらも可能です。
その代わり、荷物量が多いぶん業者のスタッフの人数も必要になってきますので、単身の場合よりも費用はかなりかさみます。ですが急ぎであれば、2日で引越しが可能となるので検討してみるのもいいかもしれませんね。
単身引越しの場合で説明したのと同様、引越し業者にすぐに取り合ってもらえなければこの日数は実現しないので、そこは注意するようにしましょう。
引越し準備を円滑にすすめるには
では、最短日数の目標を確認していただいたので、それに近づけるよう準備を円滑にすすめる方法をご紹介したいと思います。円滑に進めるために必要なこと、それは冒頭にあった「荷造り」と「業者」です。この二点についてコツを見てみましょう。
荷造りで最短日数に近づける!
荷造りを手際よく進めるコツは、ズバリいる物といらない物をどんどん分けていくことです。いらない物を丁寧に梱包するのはかなり時間のロスになりますよね。ということは、とにかくまずいらない物を選別してしまいましょう。
通常であれば不用品は処分するのですが、今回はいかに早く準備を済ませるかですので、普通に捨てられない粗大ごみのような不用品の処分は引越し後でも良いかと思われます。
もし少しでも余裕があるのであれば、自治体や不用品回収業者、リサイクルショップなどを利用して処分するようにしてみましょう。そして、処分できなかった不用品はとりあえず梱包すればよいので丁寧にする必要はありません。あとはいるものに選別されたものを丁寧に梱包していきましょう。
梱包を早く済ませるコツですが、いる物の中でも頻繁に使うものとそうでないものに分けます。できるだけ使わないであろう物から箱詰めすることで、以下の二点で時間のロスを回避できます。
①頻繁に使うものを先に入れてしまうと、もし引越しまでに使う場面があった場合に再度梱包したものを引っ張り出す必要が出てくるため、これを回避できる。
②引越し後にも要領の良い荷解きができる。
これを頭に入れて梱包していくと無駄のない荷造りができますので、参考にやってみてくださいね。
また、荷造りにおいて家族での場合は協力することが円滑に進めるために必要な方法でもあります。うまく手分けして計画的に進めていきましょう。小さいお子さんだと難しいですが、小学生以上のお子さんだと自分の部屋の物はしっかりと片付けることもできますので、手伝ってもらうようにしてみてください。
以上が荷造りを素早く済ませるコツとなります。もちろん業者に頼むのであれば全て任せることができるので、そちらも検討してみてください。
業者選びに時間をとられる?
続いて日数を大きく作用する業者選びについてのコツをご紹介します。そもそも業者選びがなぜ日数にかかわっているのかをもう一度詳しく見てみましょう。コツをしっかりつかめると思いますので、まずそれから確認してみます。
業者選びの流れを見てみると、まずよさそうな業者を何件か選ぶのですが、まずここでどの業者にしようか悩んでしまいます。そして何とか業者を選んで訪問見積りをしてもらう。ここでもスケジュールを組むのに時間がとられてしまいます。
訪問見積りが終わった時点で業者から電話があり、「うちは何円です」「他社が何円なら、うちは何円安くします」などのやりとりが行われ時間がとられます。これもなかなかな重労働ですよね。
まだこれで決まれば良いのですが、選んだ業者が即日の引越しは無理ですと断られる可能性もあるわけです。そうなるとまた業者選びからスタートとなってしまい、どんどん時間が経ってしまうわけです。急いでいるのに、考えるだけで恐ろしいですね。
それならば業者選びは適当に一社選んで頼めば、すぐにやってくれるんじゃないの?と思われますよね。もちろん、それでも悪いわけではありません。
ですが、できることであれば条件の良い業者に頼みたくないでしょうか。料金面やサービス面など適当に選んではなかなか良い条件の業者に出会うことは難しいです。
さらに、今回はこちらとしてはできるだけ早く引越しを終わらせたいわけです。先ほども言いましたが、適当に選んだ業者に「明日にでも開始してほしいのだけど」と連絡して「はい、します」といってくれない場合も多々あります。特に引越し時期の繁忙期では断られることのほうが多いでしょう。
運が良ければ一発で見つかるかもしれませんが、もしこのように受け入れてくれない業者に何件も当たってしまうとかなりの時間ロスですよね。
そこで、そうならないためにもおすすめしたいのが、最近主流になってきている引越し業者選びのネットを活用した方法です。引越し業者比較サイトというものがあるのをご存知でしょうか。
こちらはかなり便利なサイトで、引越し予定日や距離、荷物量など引越しの条件を入力することでご自身にあった引越し業者を何件かピックアップしてくれるのです。
大手の業者からそうでない業者まで数多くの業者が登録していますので、あらゆる条件がヒットしやすくなっています。手当たり次第に電話をしていくのとこういったサイトを活用するのとでは、条件・時間ともに差がでてきますよね。
また、多くの方が業者を選ぶ際には訪問見積りによって料金を提示してもらうという流れを何社か行い、最終的にどこが安くできるかということを確認して決めます。ですが、急いでるので何社にも見てもらう余裕はないかと思われます。
そこでサイトのまた良いところが、条件を確認して大体の料金も表示してくれるのです。急いでいる側からすると、悩むところが減ることでそこに時間をとられなくて済むということです。もちろん、ネットで表示された料金とは前後してしまうので間違いなく確実とは言い切れないのですが、適当に選ぶよりは失敗が少ないのではないかと思います。
このように業者選びは日数を決めるにあたってかなり重要となってくるのです。できるだけ早く、そしてできるだけ良い条件で引越しするためにはこのような方法もあるのだということを覚えておいてくださいね。
+αの時間も考えて計画的に
上記までは引越しの準備開始からの日数を考えたものですが、全てが順調にいくとは限りません。引越し先の家探しや、準備が思っていた以上に時間をとられたりとトラブルはないと断言できないのが引越しです。
また、急いでいると「やり忘れ」というものが出てくることもよくあります。正直最短日数は参考の程度にしていただき、何かトラブルがあるかもしれないということを必ず念頭において、少しでも余裕をもった引越しをするようにしたいですね。
皆様が少しでも円滑に引越し準備ができるよう参考になれば幸いです。