引っ越しをする際にできるだけ安く済ませる方法として、いろいろと引っ越し業者を比較してみますよね。
なんとなく安い所を探しているかもしれませんが、ここで疑問が出てきます。
「なぜ引っ越し業者によって料金に差が出てくるのか」ということです。
この理由をしっかり分かっていると、やみくもに引っ越し業者を選ぶよりも効率よく安く良い業者を探せるかもしれませんね。
今回は引っ越し業者によって料金の差が出る理由を見ていきましょう。
業者の規模で違う!
引っ越し業者にはCMで見るような大規模な業者とあまり知名度の高くない中小規模の業者がありますね。
この業者の規模の差は料金の差にも大きく影響してきます。
大手業者は割高に
さてCMや広告でよく見るような大手業者は信頼性が高く安心できますよね。
ただこの信頼性の高さはやはり料金が高くなる理由へと繋がってしまいます。
CMや広告などの宣伝費を回収しなくてはいけませんし、やはり宣伝をし信頼性を得ているぶん多くの方が利用するようになるため、わざわざ割引をして他の業者と競争する必要もなくなってくるんですよね。
そうなると大手企業は割高になってしまうことが納得できると思います。
ですが大手企業だからと完全に最高のサービスをしてもらえるわけでもありません。引っ越しの質はスタッフの腕が関係してきますね。
確かに大手で働くからにはいい仕事をしてくれるスタッフが多いかと思いますが、満足いかない仕事をする場合もあります。
料金に比例して確実に内容がいいとも限りませんので、そこは気をつけるようにしたいですね。
中小規模の業者は比較的割安
一方中小企業の業者はどうでしょう。大手のように名が知られていないので不安はあるかもしれませんね。
しかし、業者としてはこれから名前を売っていきたいはずですので、サービスや料金面で頑張ってくれるものです。
そのため大手よりも安く引っ越しができる場合が多いのです。
梱包資材や設備などにこだわりがなく安さ重視であればこちらの方がいいでしょう。
また中小企業の中でも中企業と小企業でさらに値段は変わります。もちろん内容にも差がでますので、確認したうえでどちらがいいか選びたいですね。
サービス内容の違い・適当なプランがあるかどうか!
次に料金の差に関係してくるのが、各業者におけるサービスとプランです。
業者では様々なサービスやプランがあり、それは業者によってまちまちですね。そうなるともちろん料金に差が出てくるわけです。
サービス内容の違い
無料で行ってくれるこのサービス。この内容が多い業者の方が結果的に安くなりますよね。
梱包資材をいくつまで無料で貸し出してくれるのかだけでも差は出てきます。
業者によっては家電の設置も無料でしてくれるところもあります。これが有料のオプションだと値上がりの原因ともなるんですね。
どこまで無料でサービスしてくれて、どこから有料となるのかで業者によって料金に差が出てくるのです。
ご自身に合ったプランがあるか
各業者ではいろいろなプランを用意しており、利用者に合ったものを提供するわけですが、どの業者にも得意なプランがあります。
距離が近いか遠いか、荷物が多いか少ないか、家族か単身か、など引っ越しの内容は人それぞれですね。
その内容にぴったりなプランを用意している業者が利用者にとっては安くなり、外れていれば高くなってしまうのです。
上手に安く引っ越しをするためにはあらゆる業者のプランをチェックすることをオススメしますよ。
業者の混み具合!
これは大手企業で多いのですが、忙しい業者は料金が高くなりやすいです。
忙しく予定が混んでいる業者ですと人手の確保やトラックの確保が難しくなります。スタッフの人数やトラックのサイズは引っ越し料金に深く関わっているんですよ。
手の空いているスタッフが少ない時にスタッフを集めたり、荷物の量に合っていないトラックを用意しなければならないとなると通常の料金より高くなってしまいますもんね。
また忙しい業者はわざわざ利用者を増やす必要がなくなってくるので割引をしてくれることもありません。
混み合うということはそれだけ良い作業をしてくれるため人気なのでしょうが、料金が高くなっては考えものですね。
同じ業者でも忙しい時期と暇な時期では料金に差が出ますので、空いている業者・時期を狙ってみて下さいね。
保険加入の有無!
引っ越し業者は基本的に何かあった時のために保険に加入していなければいけません。
大手企業の場合は保険未加入のところは少ないと思いますが、まだ知名度の低い小さな業者になると保険に加入していない業者もあるのです。
保険に未加入だと、その業者はそれだけお金を使わなくていいいわけですので、引っ越しの料金を安くできるのです。
未加入の業者は要注意!
いくら安く引っ越しをしてくれるからと言っても保険に未加入の業者には注意しなくてはいけません。
というよりもむしろその業者を選ぶことはオススメしません。
何かあったとしても補償は期待できませんし、こういった大切な点で怠っているようでは仕事も雑になりかねませんものね。
必要以上に料金が安くなっている業者はこのような保険への加入がしっかりしてあるか必ず確認をとるようにしましょう。
そもそもの違い!
ここまで業者の細かい部分を見てきましたが、やはり根本的に違うということがあるのです。
それが経営方針と基本的な料金設定の違いです。これが業者の土台となる料金に大きな違いを生みます。
経営方針の違い
大きく分けると「質にこだわるか」「料金にこだわるか」です。
引っ越し業者の利用者としても、質の良い仕事を優先するのか、料金の安いことを優先するのかで決めることが多いのではないでしょうか。
もちろんどちらも兼ね備えた業者が一番ですが、どちらかが長けているというのが事実でしょう。
質をよくすると料金があがるのも仕方ありませんよね。
業者によってどちらを重視しているかで料金に差が出てくるのです。
基本的な料金設定の違い
引っ越し業者の基本的な料金設定とは「基礎運賃+実費+オプション料金」で成り立っています。
この設定金額がそれぞれ違うのです。
基礎運賃とは移動距離や荷物の量で決める料金なのですが、上限は引越約款によって決定されているので超えることはありません。しかしこの料金の設定を安くすることは可能ですので、この部分が安いと全体の料金は下がってきますね。
実費は梱包資材費や人件費のことです。これも業者によって全く設定が違ってくるのです。
オプション料金については前述しました通りどこまでサービスをしてくれるのか、また一つ一つの料金がどれだけ違うのかということで差がでますね。
そもそもの違いでまず大きく差が出てくるわけです。これに加え上記の理由が重なり全く違う料金になってくるのですね。
なんと約2倍の差が!
いかがでしたでしょうか。引っ越し業者によって料金に差が出る理由は沢山ありましたね。
こういった理由を全て合わせると、料金の高い業者と安い業者の間には約2倍もの差が出てくるようです。
これを考えてみると引っ越し業者を比較することはとても大切ということが分かります。
料金だけを見てしまうのはよくありませんが、料金から業者の様子を伺うことができるとも言えます。
上記の内容を参考に料金からしっかりご自身に合った引っ越し業者を選ぶようにしてみてくださいね。
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基本的には、引越しの日程が近づけば近づく程、料金が高くなるリスクが高まるので、早めの見積もり依頼がおすすめです。