よく引っ越しで長距離か短距離かで料金が変わってきたり所要日数が変わると聞きますよね。
ではこの引越における長距離と短距離の分岐点とはいったい何kmのことをいうのでしょう。またその基準はどのようなものなのでしょうか。
今回は引っ越しの「長距離」と「短距離」の違いは何なのかを見ていきたいと思います。
知っておくと引っ越しの際にプランが立てやすいので是非参考にしてみてくださいね。
100kmを基準に考えよう!
長距離と短距離の分岐点はズバリ100kmと考えるようにしましょう。
平均的に100kmとは同一地方内になりますので、もしもご自身の市町村内もしくは都道府県内での引っ越しということになれば近距離とみなしてもらっても構いません。
ではなぜ100kmを基準とするのでしょうか。これは引っ越しの費用をどのように計算するかを見るとよく分かると思います。
基礎運賃が関わっている
引っ越しの費用は「移動距離・荷物の量で決まる運賃」+「梱包資材費・人件費などの実費」+「オプション料金」で計算されています。
この一番初めの運賃の部分が基礎運賃というものになります。
基礎運賃とは移動距離や時間によってあらかじめ決定されている料金のことです。これは国土交通省の標準引越運送約款に基づいて出されている料金なので上限を超えることはありません。
そしてこの距離や時間ですが、100km以内だと時間制で料金が決まり、100km以上だと距離制で料金がきまるようになっているのです。
もちろん時間制の料金よりも距離制の料金の方が割高になっています。
ですので引っ越しにおける短距離、長距離は100kmを基準に考えるようにしましょう。
ただ、100km以内で短距離だかといって料金が同一なわけではなく、20km・40km・60km・と距離が遠くなるごとに料金はあがりますので注意しましょう。
短距離・長距離の中にもさらに基準がある!
さて、短距離と長距離の分岐点は100kmということは分かっていただけたかと思いますが、実はこの短距離・長距離の中にもさらに基準があるんです。
短距離の中の基準
100km以内の短距離は時間制で料金が決まると説明しましたが、時間の中でも4時間と8時間の場合があります。
4時間以内で終われば8時間の場合よりも割安となりますね。4時間となると同一市区町村などのかなり近距離だと思ってください。
都道府県内での移動だと8時間と見て頂くといいかもしれませんね。さらに8時間以上かかる場合も出てくるわけですが、そうなると1時間超過するごとに追加料金がかかってしまいます。
こういった場合にもし距離制の料金の方が安く済みそうだということもありますよね。そんな時はしっかり業者の方に値下げ交渉をしてみるようにしましょう。
長距離の中の基準
では長距離も見てみましょう。
100kmから200kmですとその中で細かく料金形態が変わってくるのですが、200kmを超える長距離になりますと20km増すごとに追加料金がかかり、500kmを超えますと50km増すごとに追加料金がかかってくるようになっています。
長距離の引っ越しをする場合は短距離の引っ越しよりも引っ越し業者の方に料金を詳しく聞いておくようにしたいですね。
料金は業者によって違う!
短距離・長距離で一番気になるのが料金だと思いますが、上記しました基礎運賃は業者によって変わってきます。
約款に定められている通り上限を超えることはありませんが、その中でも料金設定が安い業者もあれば高い業者もあります。
短距離の引っ越しを得意とし短距離は安い業者、長距離の引っ越しを得意とし長距離は安い業者といろいろあります。
ネットで業者を比較するサイトを利用すると距離を入力する場面があると思います。それを活用してご自身の引っ越し距離を得意としてくれている業者を探したいですね。
長距離ならではの輸送方法!
引っ越しの輸送方法にはチャーター便と混載便の2種類があります。
チャーター便とは1世帯専用のトラックを用意し一直線に新居へ運ぶ方法であり、混載便とはJRやフェリーなどコンテナを利用し2世帯以上のものを運ぶ方法のことをいいます。
このチャーター便は丁寧なおかつ早く新居に運んでくれるというメリットはあるのですが、料金が割高になるとうデメリットもあります。
上記しましたように短距離に比べ長距離は料金が高くなりがちですよね。ですので、このチャーター便を利用するとさらに値段が上がってしまします。
そこで長距離ならではの輸送方法である混載便を活用するのも料金を安くする一つの手でもあります。
混載便は短距離ではあまり扱っている業者は少ないため、利用できないかもしれませんが、長距離の引っ越しなのであれば是非参考にしてみてください。
ただ混載便は時間がかかるうえ丁寧さに少し欠ける部分もありますので、その点はご理解の上利用していただけたらと思います。
基準はあくまでも目安
いかがでしたでしょうか。見て頂いた通り長距離と短距離の分岐点は100kmであるということだけで、その中にもそれぞれ違いはありますね。
近いから遠いからといっても一概に料金が決まっているわけではありませんし、それぞれの引っ越しスタイルでいろいろと変わってきます。
上記した基準はあくまでも目安として、詳細はしっかり引っ越し業者の方に確認するようにしてくださいね。
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